1. まずベランダからスタートすると無駄がないかも
ガレージとベランダの両方で掃除やメンテナンスをするなら、できるだけ導線をまとめたいところです。僕自身はマンション住まいなので完全なガレージ環境はありませんが、もし整備スペースがあるなら、こういう流れが効率的なのではと考えています。
たとえば、朝一番にベランダの掃除からスタート。高圧ノズルを取り付けたホースで、床のほこりや排水口まわりを一気に流しておきます。ブラシを使わずとも、砂やこびりついた汚れが軽く剥がれてくれると聞きました。掃き掃除を事前にしておけば、排水の流れもスムーズになるでしょう。
ここで使った高圧ノズルやホースはそのままガレージへ移動。掃除機材を1回で出し入れするだけで済む流れにしておくと、作業後の片づけも短時間で終えられそうです。
ベランダに水が残ったままにならないよう、最後にワイパーで軽く水切りしておけば、足元もすっきりします。
2. タイヤは装着状態のまま、外から一気に
タイヤ洗浄も、車体についたままの状態で外側をさっと流すイメージです。特にホイールの汚れや泥はねは雨のあとにたまりやすく、放っておくとこびりついてしまうと聞きます。掃除の流れでそのまま水をかける習慣にすると、いつの間にか汚れが溜まるのを防げるかもしれません。
高圧ノズルの水圧はやや離して当て、ホイールまわりは角度をつけて数回に分けて流すと良さそうです。あくまで表面のほこりや泥を落とす程度にとどめて、強くこすったり、細部まで磨き込む必要はありません。短時間の手入れで“全体が整って見える”ことを目的にしています。
もし気になる箇所があれば、スポンジで軽くなでる程度でも十分です。拭き取りは吸水クロスを1枚だけ用意して、ざっと表面の水を吸わせるだけ。洗車ほど本格的でなくても、「きれいになった感」が得られるだけで満足度が変わるでしょう。
3. 片づけの流れまでルーチン化しておくと楽
作業後は、掃除道具をそのまま戻すだけにせず、ついでに状態も見ておけるといいかもしれません。ノズルやホースの先に汚れが残っていないか、収納前に軽く流しておけば、次に使うときの手間が減ります。
タイヤまわりの水は、ガレージの床がぬれたままにならないよう、雑巾かモップで一度拭き取っておくと安心です。ベランダと違って日当たりが少ない場合は、水が乾かずに残ってしまうこともあるようなので、注意が必要です。
もしこのルーチンを週末に組み込むなら、「ベランダ→ガレージ→片づけ」の3ステップで10分程度。1回の動作で掃除と洗浄が済むだけでなく、動線が整理されているので疲れにくいと思います。
すべてを完璧にきれいにしようとすると、時間も気力も必要です。でも、「とりあえずざっとでも整えておく」というスタンスであれば、気軽に続けやすくなります。僕自身、まだこのスタイルを実践できる環境ではありませんが、ガレージを持っていたらこういう流れでルーチンを組んでみたいと考えています。